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ここでは、結婚式場でよく耳にする「持ち込み料」についての基礎知識をご紹介します。
「持ち込み料」とは、自分たちで用意したものを会場で使用する際にかかる料金のことです。
一般的に各式場では、ドレスや装花など、それぞれのアイテムごとに業者と提携しています。結婚式場は、会場利用者に提携業者のアイテムを利用してもらうことで、仲介手数料を得ているのです。しかし、新郎新婦がこの提携先を利用せず持ち込みをすると、仲介手数料がもらえず収入が減ってしまいます。このため、代わりに持ち込み手数料を徴収するのです。
持ち込み料は、主に「会場側で手間がかかるアイテム」にかかります。例えば衣裳。提携ショップのものなら、ショップスタッフが状態を整えていてくれるので、すぐに使用することができます。しかし、提携外のショップの衣裳や、新郎新婦が用意した衣裳では、届いた衣裳の状態を確認し、整えなくてはなりません。このため、作業代として持ち込み量が発生します。
持ち込み料が発生しやすいアイテムは、以下の通りです。
持ち込み料は、会場によって異なります。一般的な金額をご紹介します。
※参照元:結婚STYLE|2024年4月11日時点で掲載されていた情報(集計方法・集計期間記載なし)(https://www.niwaka.com/ksm/radio/wedding/wedding-place/how-to-select/28/)
引き菓子やペーパーアイテムなど、一つひとつの金額はリーズナブルですが、出席者全員を持ち込むとなると数万円かかる場合があります。特にペーパーアイテムは、「節約するつもりだったのに、かえって費用がかさんだ」という人もいるので、注意してください。
持ち込み料については、契約前に必ず確認しておきましょう。契約前に説明をしてくれる場合もありますが、価格表に小さく記載しているだけの場合や、記載されていない場合、そもそも持ち込みができない場合もあります。
会場によっては、自前の振り袖や、親から譲り受けたアイテムなどは持ち込み料に配慮してくれることも。金額だけでなく、準備等はどこまでやってもらえるか、アイテムはいつから預かってくれるのか、なども確認するのがおすすめです。トラブルを避けるためには、できるだけ書面にしておいた方がよいでしょう。
持ち込みのメリットは、自分が気に入ったものを使用できることです。提携ショップにお気に入りのドレスがなかった方や、親から譲り受けた振り袖を着たい方なども、こだわりを叶えることが可能です。また、費用を抑えられる点もメリットです。手作りしたり、すでに持っているものを使ったりすることで、たとえ持ち込み料を支払ったとしても、支払いが安くなる場合があります。
ただし、持ち込むアイテムに関しては、手配、発注、支払い、検品、納品まですべて自分たちで行わなくてはなりません。また、万が一破損した場合や、手配が間に合わない場合などは自己責任となってしまうので要注意です。
「どうしても憧れのドレスが着たい」「やりたい演出を諦めたくない」という方は、持ち込み料のかからない式場を探すのも一つの手段。持ち込み料を払わない分、節約したり、他の部分にお金を掛けたりすることが可能です。
また、中には持ち込み料を負担してくれる提携外ショップもあるので、チェックしてみてください。
持ち込み料は、ドレスや引き出物などにかかるのが一般的です。どのアイテムにどれくらいの持ち込み料がかかるのかは会場によって異なるため、必ず契約前に確認してみましょう。
あらかじめ持ち込みを想定している場合は、持ち込み料がかからない会場を選ぶのもおすすめです。
画像引用元:アメイジンググレイス前橋
(https://www.amazinggrace-m.com/)
所在地 | 群馬県前橋市小相木町772-3 |
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画像引用元:ザ・ジョージアンハウス1997
(https://www.georgian.jp/gallery/)
所在地 | 群馬県高崎市江木町412-1 |
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画像引用元:旅籠ウエディング
(https://www.yakushi-hatago.co.jp/wedding/gallery/)
所在地 | 群馬県吾妻郡東吾妻町本宿3330-20 |
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【選定条件】
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